ナビィ三線 店主の日記

３月の三線体験のお客様をダイジェストでお送りします。

楽器は初めてというお二人です。
最初の基礎練習では「難しい！」の連発でしたが、
工工四の仕組みが分かると水を得た魚のようにぐんぐん伸びましたね。

三重県からのお客様です。
子供の頃から三味線を習われているそうで、三線も弾いてみたかったとのこと。
三味線との違いに意外にも苦戦…？

三線と沖縄音楽に興味深々で、色々と質問をされていました。
その後、お気に入りのＣＤは見つかりましたでしょうか？

福岡からのお客様です。
琴の経験があるそうで、やはり和楽器の経験者の方が多いですね。
蛇皮が苦手との事で、特別仕様のハイビスカス柄人工皮のご注文を頂きました。
生徒さんの評判はいかがでしたか？

昔ギターを弾かれていたという旦那様と奥様です。
センスの良いお二人で、初めてとは思えないくらい弾きこなしていましたよ。
紫檀三線のご購入、ありがとうございます。
末永く楽しまれてくださいね。

皆様、またのご来店をお待ちしています。(^^)

「古くなったカラクイの予備が欲しい」ということで、
新品のカラクイで複製を制作しました。

左が元のカラクイ、右が削る前の新しいカラクイです。

太さはもちろんですが、よく見ると削り始めの位置も異なるのが分かります。
ノギスで径を計りながら、テーパー（勾配角度）の再現も意識して削ります。

１本目が仕上がりました。
もちろん弦を通す穴も同じ位置に開けます。

３本全てが仕上がりました。
カラクイの元々の太さが違うので、グリップ部と差込部の境目の形状はちょっと異なりますが
ほぼ同じ複製が誕生しました。

今回は予備の制作でしたが、カラクイが折れてしまった場合の修理も
折れてしまったカラクイを破片ごと送って頂ければ、
新品のカラクイを同じ太さに削ってお送りする事ができます。

三線ごと送らなくても大丈夫。
カラクイの精密な削りは、ナビィ三線におまかせください！

３月２日にお越し頂いたお客様です。

愛知県からのお客様です。
娘さんの大学の合格祝いで沖縄に来られたそうです。
合格おめでとうございます！(^^)

こちらは東京からお越しのお客様。
ブラスバンドの仲間６名での卒業旅行だそうです。
トップバッターのお二人はかなりの精鋭で、初めてとは思えない程！

最初の２人が非常に飲み込みが早かったため、
ハードルを上げられてちょっとプレッシャー！？

それでもさすがはブラスバンド部。
楽器が変わっても音楽経験は十分に生かされています。

最後に竹製の指笛を鳴らしながら全員でパチリ！
終始賑やかな感じの体験でした。
指笛を片手に、また遊びに来てくださいね！(^^)

久しぶりに塗り剥がしの依頼が来ました。
黒塗りの棹なので、どんな木質が顔を出すか楽しみです。

天の裏側です。
ノミを使って慎重に塗装のみを削っていきます。
刃の跡が付かないように神経を使います。

糸蔵の内側の金塗装も丁寧に削り落とします。

天部分の剥がしが終わりました。
真っ黒で上等な木質ですね。

今度は棹部分を削っていきます。
白っぽい部分は表面塗装を剥がすと出てくる下地塗装です。
この部分も綺麗に落とします。

剥がしが完了しました！
全体がほぼ真っ黒な棹でしたね。
顔中が塗装の破片だらけになるので、顔を洗って終了です！