カラクイのクローン制作
- 2014/03/16 00:26
- カテゴリー:三線製作
「古くなったカラクイの予備が欲しい」ということで、
新品のカラクイで複製を制作しました。
左が元のカラクイ、右が削る前の新しいカラクイです。
太さはもちろんですが、よく見ると削り始めの位置も異なるのが分かります。
ノギスで径を計りながら、テーパー(勾配角度)の再現も意識して削ります。
1本目が仕上がりました。
もちろん弦を通す穴も同じ位置に開けます。
3本全てが仕上がりました。
カラクイの元々の太さが違うので、グリップ部と差込部の境目の形状はちょっと異なりますが
ほぼ同じ複製が誕生しました。
今回は予備の制作でしたが、カラクイが折れてしまった場合の修理も
折れてしまったカラクイを破片ごと送って頂ければ、
新品のカラクイを同じ太さに削ってお送りする事ができます。
三線ごと送らなくても大丈夫。
カラクイの精密な削りは、ナビィ三線におまかせください!