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カテゴリー「三線製作」の検索結果は以下のとおりです。

皮張り行程(強化張り・蛇皮表編)

前回の「皮張り行程(強化張り・下地編)」で下地が張りあがったので、次は蛇皮の張り付けです。

 

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あらかじめ濡らして柔らかくしておいた蛇皮を、鉄枠に挟みます。

ナビィ三線ではこのような「湿式」で張りますが、蛇皮を濡らさずに張る「乾式」を採用しているお店もあります。

音色の面では、上手に張りさえすればどちらの方式でも満足の行く音色が得られますが、途中の行程では双方に一長一短があります。

 

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まずは下地に接着剤を塗ります。

 

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画像では分かりづらいですが、接着剤を全体に伸ばした状態です。

 

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鉄枠に挟んだ蛇皮を上に乗せます。

接着剤が固まり始まるまで10分ほど余裕があるので、その間に胴体に対してまっすぐになるように位置の補正をします。

写真を撮り忘れてしまいましたが、下地と蛇皮の間の空気を完全に追い出す事もこの時点で行います。

 

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ジャッキアップして蛇皮を伸ばします。

蛇皮の厚みは一枚一枚違うので、乾燥後の音色を想定しながら張りの強さを慎重に、時には大胆に調整します。

経験と勘が必要とされる行程です。

 

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接着剤が固まり、蛇皮がある程度まで乾燥したら鉄枠から外します。

まるで羽付きの餃子のような姿です。

この時点ではまだ側面は接着されていません。

 

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胴体の側面に蛇皮を張り付けます。

接着剤を流し込みながら、ホースバンドで固定して接着します。

 

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余った蛇皮を切り落として…

 

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片面が完成しました!

切り落としの直線も綺麗にまっすぐ仕上がりました。

 

次回、最終工程「皮張り行程(強化張り・完成編)」に続きます。

皮張り行程(強化張り・下地編)

ナビィ三線で一番の人気は強化張りです。

強化張りというのは別名「二重張り」とも言い、その名の通り蛇皮と補強生地を重ねて張る方法です。
「見た目は完全に蛇皮、でも破れる心配はなし」という、いいとこ取りの特徴が人気の理由でしょう。

昔の強化張りは、音色の面では本張りには及びませんでした。
しかし、張り方の研究が重ねられた現在の強化張りは、本張りに迫る音色になっています。

当店ではこんな感じで張っています。

 

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左が胴体の木枠、右が蛇皮と下地の生地です。

胴体は予めブーアティー(棹との角度調整)を済ませてあります。

きちんとブーアティーを済ませておかないと、棹と胴体のつなぎ目にだらしない隙間が出来てしまう原因になります。

 

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下地の生地のアップ。

もの凄く丈夫なナイロン生地です。

 

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下地を金枠に取り付けて…

 

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皮張り器にセット。

一度限界まで伸ばします。

 

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表面を叩きながら皮張り器を少しずつ緩め、音程の変化で張りの強さを調整します。

張りの強弱が仕上がりの音色に大きく影響するので、慎重に行います。

 

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接着剤で下地を胴枠に張り付けます。

 

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下地の接着が完了しました。

 

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余分な部分をカットして…

 

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綺麗に下地が張れました。

 

次回「皮張り行程(強化張り・蛇皮表編)」に続きます。

レフティ三線

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最近にわかにレフティ三線の注文が増えてきました。

レフティ三線とは「左右が逆転した三線」のこと。
ギターやベースなどでレフティモデルに慣れている人や、何らかの理由で体の機能が制限されて通常の三線が弾き辛い人向けの三線です。

「左利きの人は必ずレフティ」という勘違いをされている人がいますが、楽器が全く初めての場合は左利きでも必ず通常モデルで始めましょう。
というのは、基本的に三線という楽器は利き手の左右に関わらず「左手で弦を押さえ、右手で弦を弾く楽器」だからです。

レフティで三線を始めてしまうと、楽器の貸し借りが出来なかったり、多人数での演奏で一人だけ目立ってしまったり、教室などで受け入れてもらえなかったりする事があります。

それは分かっていても、左利きの人にとっては「通常の三線だと上達が遅くなってしまうのでは…?」という不安があるかと思います。

でも心配はご無用!
楽器が初めてであれば、右利きの人と条件はほぼ一緒です。
むしろ左手が器用に動かせる分、弦の押さえの習得は早いかもしれません。

最終的に到達する地点は右利きの人と全く同じです。
楽器の演奏技術は利き手ではなく練習次第です。

とはいえ、三線以外の世界を見渡すとレフティプレーヤーは意外に多いです。
有名な所ではジミ・ヘンドリックス(ギター)やポール・マッカートニー(ベース)。
また、映画「ライムライト」でチャップリンが特注のレフティヴァイオリンを弾いている姿も有名です。

三線の世界でも、レフティプレーヤーが活躍する日が来るかもしれませんね。

 

レフティ三線のご注文はこちらから

初心者向け入門三線セット

ショッピングカート画面のメッセージ欄に「レフティ希望」とご記入ください。
価格はプラス3,000円となります。
(※レフティ三線のラインナップは入門三線のみです)

 

ナビィ三線
http://www.nabbie.com/
沖縄県那覇市牧志3-9-11
098-861-3494

ブラック仕様三線

密かに人気のある、ブラック仕様の三線のご注文をお受けしました。

 

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いつも張っている蛇皮と違い、吸い込まれるような漆黒です。

 

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片面が張り終わり、接着剤の乾燥待ち中です。

無地の人工皮は、ほんの少しの汚れやキズが付くと非常に目立ってしまうので、綺麗に張るためにいつも以上に気を使います。

 

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両面が張り上がりました。

このままでは胴体枠との接着箇所が目立つので、表面にコーティングを施します。

 

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綺麗に完成しました!

ティーガーも黒系でコーディネート。

なかなか精悍でカッコイイですね。

 

ファッション系のサイトで「男は漆黒に染まれ!」というキャッチフレーズを目にした事があります。

三線を弾く時も、楽器と共に漆黒に染まりたいあなた!

黒い相棒を手にしてみませんか?

 

プラス5,000円で、当店の人工皮三線をブラック皮仕様にてご注文ができます。(^^)

(三線ご注文時のメッセージ欄に「ブラック人工皮希望」とお書きください)

 

※漆黒をイメージしたつや消し棹の三線、「しのび三線」も好評販売中です

http://nabbie.com/3shin-shinobi.html

しのび三線に黒い人工皮を張ったら、凄い三線になりそうですね~(^^;

 

ナビィ三線
http://www.nabbie.com/
沖縄県那覇市牧志3-9-11
098-861-3494

蛇皮の肉剥がし

本張り用の蛇皮は裏面に肉が付いている事が多く、そのままでは使えません。

なので、まずは肉を剥がします。

 

蛇皮の肉を剥がす際、大抵はこんなふうに剥がれます。

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蛇皮の真ん中付近は肉の少ない背中の部分になるので、それ以上剥がれずに肉がちぎれてしまいます。

 

でも、たまにこんなふうに剥がれる事も…。

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真ん中でちぎれる事なく、綺麗にベロンと剥がれました。

なんだか気持ちいいですね~(^^)

早速、気合を入れて張ります!

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