「祖父が使っていた三線の皮を張り替えて欲しい」とのご依頼を受けました。
割と年代物の三線でしたが裏面の皮はまだまだ良好な感じだったので、今回は表面だけの張り替えとなりました。
いつものように端から少しずつ剥がしていきます。
今回はとある目的のためにいつもより慎重に作業を進めます。
沖縄那覇の国際通り近くにある三線屋「ナビィ三線」ブログ。 沖縄のこと、三線のこと、新商品発売のお知らせ、など もろもろのことを綴っていきましょうね〜♪
「祖父が使っていた三線の皮を張り替えて欲しい」とのご依頼を受けました。
割と年代物の三線でしたが裏面の皮はまだまだ良好な感じだったので、今回は表面だけの張り替えとなりました。
いつものように端から少しずつ剥がしていきます。
今回はとある目的のためにいつもより慎重に作業を進めます。
今回は「歌口の弦間隔」の修理です。
修理前の状態はこんな ↑ 感じです。
弦の間隔が不揃い(右側が狭い)なのに加え、3本の弦全体も右に寄ってしまっています。
このまま使い続けると演奏上良くないクセが付いてしまう恐れがあるので、早急に修理が必要な状態でした。
溝の位置を正しく刻んだ歌口を、新しく取り付けました。
しかし、以前の弦間隔に慣れていた影響からか「男弦の振動がまれに指に当たってビビリ音が発生してしまう」(男弦を弾いたあとに中弦を弾いたとき)というトラブルが新たに発生。
“弦の間隔を調整し弾き心地改善!” の続きを読む今回の修理は歌口です。
見たところ、溝の幅が弦よりもかなり広く削られていますね。
上から見てみると溝の広さがよく分かります。
では早速歌口を外してみましょう。 “凸凹段差の歌口修理” の続きを読む