今回の修理は、カラクイの取り付けです。
久しぶりに古風なタイプのカラクイに出会いました。
どの辺が「古風」か分かるでしょうか?
答えは「削り方」です。
上のカラクイが普通に見かける「段差のある削り」
下が昔の三線でよく見かける「段差のない削り」です。
昔の三線には「段差のない削り」が多く見られました。
(職人さんによっては今でも段差無しの削りの方もいらっしゃいます)
さて、古風な削り方にチャレンジです!
いつもと違って、段差をヤスリでゴリゴリと落としていくのが新鮮です。
上手く仕上がるかな…?
完成しました!
カラクイに段差が無いことで、カラクイ周りがスッキリして見えますね。
昔のカラクイは今よりも細い物が多く、段差無しの削り方と相まってより華奢な印象だったようです。
このような段差の無い削りも可能ですので、カラクイの修理をご希望の場合は、お気軽にお申し付けくださいね。(^^)
(文章・写真:店主)
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