はいたい、ナビィ どぅ やいびん♪
普段、あがり症な私 ナビィなの ですが…
なのに、なのに…
本番には強い!!方だと思っています。
あがり症なのに、なんで??と思われる方もいるかと思います。
※私の場合はバレーボールで試合経験を多く積んできたというのもあります。
以前に同じ三線教室の方にも話したことがあるのですが…
本番に強くなるには大切なことが二つあります。
その二つとは
「思い込み」と「開き直り」
「自分は本番に強い」と思い込むこと。
思い込みって大事なんですよ~、すごく。
そして、そう思い込むには、ちょっとしたコツがあります。
それは後半においておいて。
まずは「開き直るにはどうしたらよいか」
(この場合の開き直るという言葉を言い換えると「信じる」ことでもあります)
経験を積みたくてこんなふうに2年前に無謀にも汗水節大会に出場させていただいたことがあります。
汗水節大会の観客席側
これだけの観客の前でなんとか大きなミスなく歌いきりました。
それは開き直っていたから。
(支えてくださった方々いたからでもあります)
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開き直るにはどうしたらよいか
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どう開き直るかというと。
あがり症なんだからあがるのは当たり前!
他の人もみ~んな(正確には全員じゃないけどほぼ全員)あがっている、
あがっているのは自分ひとりじゃない!
だから
「あがるのはしょうがないよね!!プロでもあがるんだから。」
と開き直ること。
そう思うとだいぶ気が楽になりますよ。
だいぶ気は楽になってもあがっていることはたしかなので、あとはその対策としてどうするか?ですね。
よく「人」という字を掌に書いて飲み込む、
人をじゃがいもだと思うとか。。。聞きますが。
対策としてはまずは 深呼吸♪
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深呼吸 & 深呼吸
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深呼吸&深呼吸!
これ、めちゃくちゃ大事です!
緊張してくると呼吸が浅くなりがち。
浅くなるので脳に届く酸素が少なくなる、
つまり酸素が不足してくる。
脳に酸素が不足してくるということは頭の働きが鈍くなるということ。
頭はまわらなくなるし動きも鈍くなります。
頭がまわらず動きが鈍くなると「本来のチカラが発揮できなくなる」ということになってしまいます。
なので緊張しているなと少しでも感じたら深呼吸しましょう!
とにかく深呼吸!
そして緊張をほぐすために「力を抜く」ということも。
ほかにもいくつか緊張しにくくする対策がありますが、そこまで書くとただでさえ長い今回の記事がさらに長くなるので、それは次回にでも。
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本番に強いと思い込むための方法
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では、どうやったら「本番に強い」と思い込めるのか…
それは 小さな成功体験を重ねる ことです。
これにつきます。
スポーツと同じなんです。
スポーツでも練習ばかりで試合形式に慣れていないと、いざ試合(本番)で本来の力を出すことが難しくなります。
スポーツでは基本的に練習試合を多く重ねているチームが強いんですよね。
練習試合を重ねるとなぜ強いのかというと、本番に近いことをしているからです。
いくら練習量が多くても練習試合という経験を積んでいない場合、本番に対する対策ができてないため練習時のようなチカラを発揮できずに終わってしまうことが多くなります。
練習試合を重ねて実際に良かった点、改善点を見つけて本番の試合でどう戦うか検討することが必要なんです。
もちろん、「勝ちを重ねる」ということも大切です。
負けてばかりいては成功体験とはならないので。
小さくてもいい、少しでもいい、成功するという経験を積むことが大事なんです。
では、三線の場合はどうしたらいいのでしょうか?
コンクールのような舞台にあがる場合は?
と三線に置き換えた場合、リハーサルを多く経験する、ということになります。
練習試合=リハーサル と考えてくださいね。
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リハーサルを多く経験する
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たとえば、小さなリハーサルのつもりで
1.家族や親戚の前で唄う
2.友人の集まりで唄う
3.ボランティアを頼まれたら挑戦してみる
4.公園などで歌ってみる
5.SNSのライブ放送、ライブ動画で発信してみる
6.飛び入りができる民謡ライブハウスなどで歌わせてもらう
など。
1.家族や親戚の前で唄う場合に初めての時であれば歌本や歌詞カードを用意しておいて一緒に歌ってもらうというのもアリでしょう
(慣れてきたら一人で弾き語りを)
2.誕生日会や忘年会、新年会など友人や職場で集まる際に余興のひとつとして歌わせてもらうのも良いですね。
間違えても愛嬌で許してもらってください。
軽い気持ちでトライさせてもらいましょう
ひとりで心細い時には、友人にボーカルのお手伝いをしてもらうとか、サポートをお願いするのも良いですね。
3.ボランティアを頼まれた場合には最初に正直に未だ慣れていないことを打ち明けておくと気が楽になります。
また「手拍子や歌(歌詞)のサポート」をお願いしておくと観客側としても参加している感があり、より楽しめます。
4.広い公園や川縁、海辺で(音を出すことが禁止されている場所もあるので三線を弾いたり歌を歌ったりしても問題のない場所でとなりますが)弾いてみましょう。
三線を弾いていると「なんていう楽器?」「三線を弾いているの?」などと声をかけられたりします。
またリクエストが来ることも。
5.Facebookやinstagramのライブ放送、ライブ動画で発信というと気が引ける場合には公開設定を友達限定にしてもよいでしょう。
instagramのストーリーで公開であれば24時間限定です。
なので24時間経てば消えてしまうので、ストーリーで公開でもいいかもしれませんね。
本番に強いと思い込むには、リハーサルを繰り返していく中でたとえ
「ミスをしてもなんとか回復させる」
「つまづきそうになっても持ち直せるようにする」
そういう経験もしていくことです。
そういう経験を重ねることで「何かあってもなんとかなる」という気持ちが芽生えてきます。
ここはどうしたらよいのか?という改善点を見つけていき改善の仕方がわからない場合には師匠や先輩に聞く、または聞きやすい人に聞いてみることです。
どれをとってもあがり症な人には初めは厳しいかもしれません。
それをひとつひとつクリアしていくことが成功体験を積み重ねていくことにつながり、小さな自信からやがて大きな自信へと繋がっていきます。
そこから本番に強いと思えるようになってきます。
階段をひとつひとつ上っていくように、小さな成功体験をどんどん積み重ねていってください。
かくいう私もあがり症なだけでなく歌は大の苦手だったので、歌にはまったく自信がありませんでした。
若い頃はカラオケなんて、ほぼ歌ったことがないくらい。。。
最初の写真のように民謡の大会に出場して身も知らぬ人々の前で歌うなんて、以前ととても考えられませんでした。
ときどき「苦手を克服しようとするなんてスゴイね。」と言われたりしますが…
歌が苦手なのを克服中というよりも自分の可能性を拡げるという意味で歌に挑戦中という感じです。
私自身も上記にあげた1~5の リハーサル的なことをやっていました。
公園で弾き語りしてみたり…
それ以外に教室や団体のリハーサルにもなるべく参加させていただきました。
本番前のリハーサル
同じ教室の生徒さんの披露宴での余興
当時の先生のお声かけにより教室の兄弟弟子の方々とともに披露宴の余興やチャリティーライブなども経験することができました。
すごくいい経験をさせていただいたと今でも非常に感謝しています。
コンクールや本番前のリハーサルに単なるリハーサルなら参加しなくてもいいやと思う方もいらっしゃるようですが、リハーサルを甘くみると後から後悔…なんてことにもなりかねません。
何事も経験!
できるだけ参加された方がいいと思いますよ。
皆さまも、リハーサルや練習試合で成功体験を積み上げ、本番に強くなっていかれてくださいね。
これからコンクールを受験される皆さま、日頃のチカラを十分に発揮できるよう合格を目指して頑張ってください!
ひとりでも多くの方が合格できますように。
お祈りしています!!
あ、書きそびれた分は次回に♪
(文:ナビィ 写真:店主ほか)
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