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縞黒檀「知念大工型」本張り三線
198,000
ほぼ漆黒に近い上質な縞黒檀の三線です。
型は力強い稜線が魅力の知念大工型。
県内職人の手による物で、しっかりとエッジの効いた先鋭的な仕上がりです。
棹の太さは、知念大工型にしては若干細身の仕上がりとなっています。
天裏側の縞模様や、棹の所々に現われる不思議な斑点模様が特徴的な棹を
比屋根氏による鏡面塗装で包み込みました。
胴体は、現在となっては貴重品となった桃原氏による盛嶋開鐘型胴に、
本張りをごく弱めの六分で張り付け。
味わい深いまろやかな低音が魅力です。
ティーガーは光の角度により龍の姿が浮き出て見えるシルク地刺繍。
紐や糸掛けの装いも黒で統一し、大人を感じさせるハイセンスな仕上がりとなっています。
型 | 知念大工型 |
---|---|
棹材 | 海外産縞黒檀(カマゴン) |
棹製作者 | 県内職人 |
塗装 | スンチー塗り(比屋根良章) |
胴体 | 盛嶋開鐘型(桃原栄仁) |
皮 | 本張り(六分張り) |
カラクイ | スイムディ(黒檀、樹脂) |
歌口 | 牛骨 |
ティーガー | シルク地・龍刺繍 |
皮張り 組立 仕上 | ナビィ三線 |
天部分です
模様がかすかに確認できます
天正面
天右斜め
天裏側
斑点模様と筋模様が
揃って浮き出ています
鳩胸部分には
斑点模様が集中しています
棹の裏側には
星のような斑点模様
星空に群雲が掛かったような
模様です
鳩胸(右側)
光の角度により龍の刺繍が浮き出るティーガー
鳩胸の左側に
模様が集中しています
カラクイの削り精度は
写真の通りです
歌口の高さは
約0.8mmです
鳩胸部分での弦高は
約mmです
心の全体像です
爪裏の様子です
皮は本張り
張り具合は六分張りです
裏面の皮です
正面からの全体像です
右斜めからの全体像です
左斜めからの全体像です