三線は楽器です

厳選された上質な棹
重要度棹は三線のパーツの中でも最も大切な部分です。
ナビィ三線では、ベテランの棹職人や信頼のおける専門業者から店主が一本一本厳選して仕入れています。
棹に曲がりねじれが無いか、トゥーイ(棹表面の反り)がきちんと入っているか、カラクイの穴は最適な角度で空いているか、塗りに問題はないか、などなど多くの項目をチェック。
厳しいチェックに合格した、確かな棹のみを使用しています。

こだわりの皮張り
重要度三線の音色は、皮の張り具合で8割決まると言われています。
ナビィ三線の皮張りは、南国的で暖かな音色を生み出す7.5分張り。
お客様の好みを分析すると、8割のお客さまが「暖かみのあるソフトな音色」を求めている事が分かりました。(店主もソフトな音色が大好きです)
弾いた時の心地よさと、奥行きのある深い音色が自慢です。
表と裏のバランスも最適に調整しているので、響きの良さが違います。
三線の皮張り行程をチェック!
綺麗に削られたカラクイ
重要度
三線の調弦をするカラクイ(糸巻き)を店主が1本1本、きちんと綺麗に削っています。
(各三線ページの写真もチェックしてみてください)
緩みにくい上に回しやすいので、弦楽器が初めての初心者にも安心!
さらにバイオリンの糸巻きと同じ調整を施し、より快適な仕上がりとなっています。
クオリティの高さに、名工からお褒めの言葉も頂きました。

最適なブーアティー
重要度ブーアティーとは棹と胴体の角度調整のことで、弦の浮き上がり具合が決まる大切な調整です。
弾きやすく雑音の出にくい仕上がりとなるように、棹によって最適な調整を行っています。
野坂(胴体のすぐ上の斜めの箇所)の頂点で4~6mmの弦高に調整しています。
棹と胴体は平行に取り付けるのが鉄則ですが、要望により高弦と低弦で弦高を変えるなどのギター的なセッティングも可能です。

棹と胴体をきちんと接合
重要度棹と胴体を隙間なくピッタリと仕上げています。
棹と胴体がきちんと一体化しているので、振動がよく伝わり音色が良くなります。
棹を動かしてもカタカタと動いたりせず、弦を外した時にも胴体が抜け落ちてしまうトラブルもありません。

精密に調整された歌口
重要度弦の間隔が均等なのはもちろん、棹に対しての左右への片寄りもなし 。
さらに弦が通る溝をなめらかに加工し、弦へのダメージを軽減しています。
弦の高さは約1mmを基準に、棹の表面の状態や分当ての角度に応じて最適な調整を行っています。

こだわりの勘所シール
重要度
押さえる場所が一目で分かる勘所シールを標準装備!
当店こだわりの沖縄音楽に適した位置に貼っています。
チューナーを使って貼っている店舗とはひと味違う、沖縄独特の味のある音程がすぐに楽しめます。

ウマの立て位置シール
重要度皮の上に、ウマの立て位置が一目で分かるシールを貼りました。
ポジションシールとリンクした最適な位置にシールが貼ってあるので、簡単にベストな状態で演奏が出来ます。

綺麗に巻かれた弦
重要度三線の弦を綺麗に巻いています。
三線の弦は、カラクイの細い方から太い方に向かって巻くのが基本です。
(男弦だけは構造上一旦右に巻いてから左に巻き直しています)

ケースにピッタリ横幅
重要度どんなケースにも無理なく入るように、糸巻き部分の最大幅を調整してあります。
ほとんどのケースはA4サイズ(幅21cm)の本が入るように設計されているので、それに合わせて調整しています。