眩しい仕上がり!輝く鏡面塗りが仕上がりました!

比屋根氏の美麗塗り02

国際通り近くの三線屋ナビィ三線です。

先月、塗り直しに出していた棹が2本、今日お店に帰ってきました。

沖縄一との呼び声高い「比屋根氏」による輝きの鏡面仕上げです。

比屋根氏の美麗塗り01

試しに外の景色を棹に映してみました。

写真から美しさが伝わるでしょうか?

表面がていねいに高精度に研がれているので、シャープにハッキリと映ります。

比屋根氏の美麗塗り02

嫁ニー」で有名なお隣の海ぶどう屋さんの看板を映してみました。

まるで鏡のように映ります。

本当に凄い仕上がりです・・・。

O様、週明けにでも発送いたしますので楽しみにお待ちくださいね。

比屋根氏の美麗塗り03

天の部分をアップでパチリ。

棹のカーブ具合が電線の映り具合でよく分かります。

青空だったらもっと綺麗な写真になったと思うとちょっと残念・・・。

比屋根氏の美麗塗り04

こちらは塗り直しに出していたもう1本の棹です。

棹の裏側を中心に黒木の芯が通ったシンクマヤーとも言える棹ですね。

お客様の手作り品とのことでしたが、塗り直しをしたことで魅力がさらにアップした感じです。

間もなくお渡しが出来る状態になりますので楽しみにお待ちくださいね。(^^)

(文章・写真:店主)

あなたの三線も塗り直しをしてみませんか?
その美しい仕上がりに、モチベーションアップになること間違いなし!
比屋根氏による鏡面塗り直しの料金は18,000円、期間は約1~2ヶ月です。時期によってはもう少しお時間をいただくこともあります。
詳しくは「ナビィ三線 修理・調整ページ」をご覧ください。

グラグラ棹の上等(?)三線…

一見すると正常に見える三線、実は・・・

お客さまより「棹がグラグラ動くので直して欲しい」との依頼がありました。

早速三線をチェックしてみると・・・

一見すると正常に見える三線、実は・・・

この状態では一見すると普通に見えますが、棹に少し力を加えるだけで・・・

棹に少し力を加えるだけでグラグラと動きます

先ほどの写真と比べて棹が動いているのが分かるでしょうか?

正面から見て右側が後ろに下がっている状態です。

グラグラ棹の動画

分かりやすくアニメーションにしてみました。

これはヒドいです…

棹と胴体をきちんと固定」するのは三線の基本!

このような状態ではまともに弾けないので上達の妨げになるのはもちろん、異音の原因にもなるので楽器として完全に失格です。

棹と全く合っていない棹穴、完全な欠陥品です

棹を外して棹穴をチェック。

穴のサイズを計ってみると、棹のサイズに比べて6ミリも大きな隙間があることが分かりました。

棹の隙間を埋める木片などが脱落した可能性も疑いましたが、胴体の中に落ちている様子もなく、木片を接着したような痕跡も全くありませんでした。

状態が分かったら早速修理開始です。

写真は撮る時間がありませんでしたが、棹がきっちり完璧に固定されるように正確に丁寧に、同時に分当ても適切に修理を行いました。

ビシッと調整された三線で、気持ちの良い三線ライフを楽しんでくださいね!

修理に割とよく持ち込まれる組合製の三線

今回の三線は某団体さんの三線でした。

某団体さんの三線は割とよく修理に持ち込まれますが、素晴らしい出来映えの逸品に感心する事もある反面、「材質や皮は上等なのにそれ以外の部分が雑でいいかげん」という物の割合が高いな、という印象があります。

職人さんによる品質のばらつきが非常に大きいのが一番の問題でしょう。

それもそのはず、某団体さんが保証しているのはあくまでも棹の材質のみであり、棹自体の出来映えはもちろん、それ以外の品質に関する保証や規定は何一つありません。

楽器として工芸品として問題のある物がブランド品として出回ってしまう事は、某団体さんにとってもイメージの低下に直結する要因となり、デメリット以外の何物でもないと思います。

「ブランド化に注力するよりも先にするべき事があるのでは?」と心配せずにはいられません。

せっかく高いお金を出して買ったのに、がっかり…
そんな事にならないよう、三線を見る目はしっかりと養いましょう。

写真・文 店主

↓合わせて知りたい「ナビィ三線 上等三線への10のこだわり」↓

上等三線への10のこだわり

 

カフェで学ぶ♪三線体験講座開催のお知らせ

カフェで学ぶ三線体験講座 チラシ
カフェで学ぶ三線体験講座 チラシ
~ カフェで学ぶ三線体験講座 ~

前回、好評のうちに終了しました首里で学ぶ一曲集中三線体験講座
今回は場所を変え内容も少し変更して国際通り近くのカフェスペースにて開催致します!

こんな感じの場所です。↓↓↓

ね、素敵でしょ♪
コーヒーの薫りに身をつつみながらの三線レッスンです。

私もすごく楽しみにしております!!

今回もポップスコース民謡コースに分けて開催です。
※今回は課題曲が1曲ではないので1曲集中とはしていません。
両コースのおおまかな流れは↓のとおり。

[ポップスコース]
三線の構え方、バチ(爪)の持ち方、絃の弾き方、工工四の読み方など基本のキを時間をかけてじっくり学びます。
前回ご参加された方は復習と出来ているかどうかのチェックもかねて基本のキをご一緒に。
初参加の方は「きらきら星」のあとに「海の声」を。
前回参加された方は「海の声」から始めて時間があれば「涙そうそう」まで練習していきます。

[民謡コース]
同じく初参加の方は基本のキを学び、前回ご参加された方はチェックもかねて基本のキをご一緒に。
曲は初参加の方は「安波節」の歌持ち(イントロ)を。

前回ご参加された方は曲全体を練習していただきます。
練習されていく中で修正した方がいいところを修正するための練習方法も交えて学んでいきます。
安里屋ユンタを弾きたい方は休憩をはさんだ後「安里屋ユンタ」に移行します。

両コースともに最後は仕上げに講師と一緒に弾いてみましょう♪
初めてだと一緒に弾くとついていくのがなかなか大変ですがワンフレーズでもついていけたらしめたもの、というくらいの気持ちでいてくださいね!
まずは三線の音を出すこと、楽器を奏でることを楽しんでいきましょ~

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