渋さが際立つマットな存在感
三線の世界では少数派の、つや消し塗装が施された三線です。
独特のドライな手触りは忍三線ならではのもの。
カラクイや糸掛け、ティーガーなども黒を基調としたパーツで固めました。
くさりかたびらを連想させるミンサー織りの模様が、雰囲気をより一層引き立てます。
棹材にはチュンを使用
チュンとは南洋樫のことで、インドシナ半島などで楽器の棹材として使用されていた木材です。
その比重はおよそ1.0。
三線の棹で最上級とされる黒檀に迫る、紫檀と同程度の高密度な材質です。